彷徨 1972/03/01 しおさいの詩 春の雨はやさしいはずなのに 雨が降り時が流れて 木戸をあけて ~家出をする少年がその母親に捧げる歌 小さな街のプラタナス 六月の雨 この汽車は 白い浜辺に あの人がいってしまう 少しは私に愛を下さい あいつが死んだ 屋根のない車 この空の青さは さらば青春